【ゴールド免許割引をどこよりも詳しく解説!】自動車保険の「ゴールド免許割引」を使うと保険料を6%〜20%(2割)程度安くすることができます。
ゴールド免許の場合は、保険会社が事故をおこす可能性が低い人として判断し、保険開始日時点で記名被保険者の免許の色が「ゴールド」である場合に適用される割引制度となっています。
すべての保険会社でゴールド免許割引が適用されるわけではないので、
このページではゴールド免許割引を適用させて複数の保険会社の中から同一条件で保険料が安い保険会社を探す方法を紹介します。
自動車保険のゴールド免許割引とは?
自動車保険のゴールド免許割引は、契約の始期日時点で主に運転する人である記名被保険者の『免許証の色がゴールド』や『免許証に「優良」と記載があった場合』はゴールド免許割引が適用されて保険料が安くなります。
ゴールド免許割引が適用されるかどうかは記名被保険者の免許証に「優良」という記載があるかどうかで判断できます。
- 免許証に「優良」という記載がある: ゴールド免許割引が適用できる
ゴールド免許割引は自分で申請しない限り適用されません。
そのため本来は適用できるはずのドールド免許割引を適用しないで保険をかけている人が多くいます。
ゴールド免許の場合 | ブルー免許の場合 |
---|---|
39,250円 | 48,750円 |
自動車保険のブルー免許とゴールド免許の違い
免許証には「青」「緑」「ゴールド」の3種類があります。
ゴールド免許は免許更新時に過去5年間無事故無違反でかつ重大違反がなく(高齢者講習該当者を除く)・道路外致死傷をしたことがない人が適用される免許です。
- 過去5年間無事故無違反: ゴールド免許
- 過去5年間に軽微な違反がある: ブルー免許
- 運転免許取得時から3年間以内: グリーン免許
ゴールド免許になると自動車保険料の保険料が安くなるだけでなく、免許更新時の講習の時間が短くなったり、講習手数料も安くなります。
ブルー免許(免許証の帯が青色)は一般運転者と違反運転者の2つに別れていて、過去5年間に違反点数3点以下の軽微な違反が1回である人は一般運転者になります。
グリーン免許は運転免許取得時から3年間の方のみ適用される免許証の色となっています。自動車保険で保険料の割引が受けられるのはゴールド免許だけになります。
自動車保険会社別ゴールド免許の割引率まとめ
ゴールド免許の場合は多くの保険会社でゴールド免許割引(安全運転者特別割引)が適用されます。
ゴールド免許割引は保険会社によってそれぞれ割引率やゴールド免許割引が適用される条件が異なっているので見積もってみないと実際の割引率はわかりません。
例えばSBI損保ではゴールド免許割引の割引率の最大は20%となっていますが、損保ジャパンの場合は12%となっています。ゴールド免許割引の割引率は公表されている保険会社と未公開の保険会社があります。
- ソニー損保のゴールド免許割引率: 最大6%割引
- 三井住友海上のゴールド免許割引率: 8%〜10%割引
- 損保ジャパンのゴールド免許割引率: 最大10%割引
- アメリカンホームダイレクトのゴールド免許割引率: 最大15%割引
- セコム損保のゴールド免許割引率: 最大15%割引
※他の保険会社は割引率未公開。ほど全ての保険会社がゴールド免許割引に対応
このゴールド免許割引の割引率と保険料がどれくらい安くなるかは無料で使える自動車保険の一括見積もりサービスを使うことで各保険会社の保険料を見積もって比較することができます。
また東京海上日動などの保険会社はゴールド免許の割引率が非公開とされており実際に見積もってみないとわかりません。
ゴールド免許割引がある保険会社とない保険会社
ゴールド免許割引あり: SBI損保、ソニー損保、チューリッヒ保険、損保ジャパン、セコム損保、アメリカンホーム保険、東京海上日動
ゴールド免許割引なし: 三井ダイレクト損保、イーデザイン損保、アクサダイレクト
ゴールド免許割引が適応される条件と割引率
ゴールド免許割引は保険会社によって適用される条件や割引率が変わり保険会社によって大きな差があります。
ほぼすべての保険会社でゴールド免許割引が適用される条件として「保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許であること」は確定なのですが、
年齢条件や家族の免許の色によって割引率が変動する保険会社もあり一度見積もってみないとわからないというのが答えになります。
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免許割引の適用条件と割引率の例
運転免許の色による保険料の割引(免許割引)の適用条件と割引率は以下のとおりです。
- 記名被保険者がゴールド免許であれば無条件で適用される保険会社: 6〜20%割引
- 年齢が全年齢、21歳補償で適用される保険会社: 6〜7%割引
- 年齢が26歳以上、35歳以上で適用される保険会社: 10%〜15%割引
- 記名被保険者がゴールド免許で20歳以下の場合: 割引なし
- 記名被保険者がゴールド免許で21歳以上の場合: 6〜7%割引
- 記名被保険者とその配偶者、家族全員がゴールド免許: 15%〜20%割引
ゴールド免許と虚偽申告をした場合
保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許であることであると思いこんでゴールド免許と思って申し込んだ場合や、ゴールド免許と虚偽申告をした場合でも保険は契約できてしまいます。
しかし、もし事故にあった場合は申告ミスや虚偽申告にかかわらず「告知義務違反」となり保険が一切適用されなくなることがあります。
そのため保険金が一切支払われないので大変なことになってしまいます。
走行距離の割引については、申告ミスがあっても多少であれば差額の保険料を支払うことによって補償を受けられるようになってるのでゴールド免許割引も同じように思うかもしれませんが走行距離は変動するものですが、
ゴールド免許は不変のものなので「告知義務違反」となり保険が一切適用されない事例は多くあり、保険が適用されなくても文句は言えません。
免許証の更新と自動車保険の更新が近い場合
ゴールド免許割引が適用される条件は、「保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許であること」なので保険の契約途中にゴールド免許になった場合はゴールド免許割引は適用されません。
ただし、保険開始日の直後の免許の更新でゴールド免許になる場合は、
保険開始日が誕生日の前後1ヶ月である免許更新日期間であればゴールド免許割引が適用されます。
例えば、下記のようなケース(ケース1)では、誕生日の前後1ヶ月である免許の更新手続きで早めに免許の更新をして自動車保険の更新をした場合で保険の開始日(始期日)にゴールド免許からブルー免許になってしまった場合でもゴールド免許割引は適用されます。
またケース1とは反対に、ブルー免許で次回の免許更新でゴールド免許になる人の場合、免許ん更新が遅くなってしまい保険の保険の開始日(始期日)の時にブルー免許であった場合でもゴールド免許割引は適用されます。
保険契約途中にゴールド免許になった場合
保険開始日の時点で記名被保険者がブルー免許などでゴールドでない状態で保険を開始し、保険契約の途中にゴールド免許になった場合は、ゴールド免許になっていてもゴールド免許割引は適用されません。
これは、あくまで「保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許」である場合のみゴールド免許割引が適用されるからです。
保険契約途中にゴールド免許でなくなった場合
保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許であってゴールド免許が適用されてからの保険契約途中で免許の色がブルーになった場合は、保険開始日の時点はゴールドだったのでその保険の保険満期日(通常は1年)までゴールド免許割引は適用されます。
ゴールド免許で違反した時のゴールド免許割引はどうなるか
ゴールド免許割引が適用されている保険期間中に違反をしてゴールド免許ではなくなる場合があります。
これは「保険開始日の時点で記名被保険者がゴールド免許」でゴールド免許割引を適用させたあとは保険の満期日まで免許証の色が変わってもゴールド免許割引は適用されます。
記名被保険者が変わってゴールド免許でなくなった場合
もし記名被保険者(主に運転する方)が変わる場合にはゴールド免許割引以前に保険の契約内容手続きが必要になります。
記名被保険者となる人の免許証の色が変更となる日(異動日)の時点でゴールド免許であればゴールド免許割引が適用されます。
もし記名被保険者となる人の免許証の色が以前の契約者のゴールドからブルー(青色帯の免許証)やグリーン(緑色帯の免許証)になる場合は、ゴールド免許割引は適用されなくなるため保険料は上がります。
ゴールド免許割引の割引率は見積もりをしていないとわからない
ゴールド免許割引は多くの保険会社にありますがほとんどの保険会社はゴールド免許割引の割引率を公表していません。
これはゴールド免許の割引率が決まるのに多くの条件が関係していて簡単に割引率が算出できないからです。
これは無料の自動車保険一括見積もりサービスを使うことで解決します。
複数の保険会社に対して、「ゴールド免許割引あり」と「ゴールド免許割引なし」の2つの条件で見積もりをだすと30社以上の保険会社から同一条件での見積もり結果の回答がくるので保険会社間で比較することもできます。
自動車保険の一括見積もりサービスは完全無料で利用でき、同じ条件で20社以上の保険会社のそれぞれの保険料が一覧で出てくるので保険料が高い保険会社を選んでしまうということがなくなります。
これは同一条件で一括見積もりをした結果ですが、保険会社によって7万円も保険料に差額が出ています。
通常この方法を使うと2割〜5割程度保険料が安くなるので必ず利用するのがおすすめです。
車検証と現在自動車保険に加入している場合は保険証、免許証があれば簡単に見積ができてわずか20分くらい複数の保険会社から見積もりがでてきて保険会社ごとに保険料を比較することができます。
また、一括見積もりの結果の画面から保険への加入もできるようになっています。