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更新日時 2009-06-27 13:00:03

「義手を理由に倉庫勤務を命じられた」、元販売員がアバクロンビーを提訴−英国

 米カジュアル衣料小売り大手「アバクロンビー・アンド・フィッチ」の元販売員の女性(22)が23日、外見を理由に差別されたとして同社に数万ポンドの損害賠償を求める訴えを英ロンドンの雇用審判所に起こしていたことが明らかになった。女性は生まれつき左腕の一部がなく、義手をつけた姿を顧客に見せないための“措置”として店側に倉庫勤務を命じられたという。複数の英米メディアが伝えた。

 訴えを起こしたのは、ロンドン郊外グリーンフォード出身のリアム・ディーンさん。昨年夏、ロンドン市内の店舗に販売員として勤務していたときに問題の対応を受けたという。

 当初、義手を隠すために制服の上にカーディガンを着用していたというディーンさん。「外見に関する当社の規定に違反する」としてこれを脱ぐよう上司から再三にわたって注意を受けた末、倉庫勤務を命じられたという。

 店側の対応について、ディーンさんは「そもそもカーディガンを着用するよう最初に求めたのは上司です。彼らは規定にこじつけてわたしを倉庫に“隠した”のです。義手が本当の理由だなんてとても言えないでしょうから」と非難。さらには袖の長い冬用の制服に衣替えするまで倉庫勤務を続けるようにと上司らに告げられ、ショックのあまり退職したことを明かしている。

 一方、ディーンさんの訴えに対し、アバクロンビー・アンド・フィッチ側は「障害を理由に差別した事実はない」と完全に否定しているという。

 審理は今後も続く見通し。(c)Web-Tab


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