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更新日時 2009-04-03 10:00:07

国際宇宙ステーション、ロシア人宇宙飛行士は米国人用のトイレを使えない!?

(c)Barcroft Media

 日本人宇宙飛行士の若田光一さんが長期滞在している国際宇宙ステーション(ISS)。明るい話題に脚光が集まる中、米国人宇宙飛行士用のトイレをロシア人宇宙飛行士が使用できないなど、ISS内では厳しい規定が定められているようだ。英紙デーリー・メール(電子版)が伝えた。

 この事実を明かしたのは、3月28日(日本時間)にISSに到着したロシア人宇宙飛行士のゲナディ・パダルカさん(50)。宇宙への出発を前にロシア紙のインタビューに応じ、複雑な胸中を語っている。

 パダルカさんはISSについて、トイレなどの共同使用が認められていないと説明。その影響で「飛行士たちの士気が下がってしまう」と指摘している。

 過去にもISSでの滞在経験があるパダルカさん。以前は食料を飛行士同士で分け合うなどして国を超えたきずなを強めていたが、今ではそれもできなくなってしまったと不満を示している。

「地上がどんなにもめていようと、われわれ宇宙飛行士たちには関係のないこと。わたしたちはいい大人ですし、教育を受け礼儀もわきまえています。自分たちの頭を使っていい関係を作れますから…。お互いに歩み寄れていないのは政治家や官僚たち。宇宙飛行士ではないんです」。

 パダルカさんはまた、ISSの同僚たちも同意見であることを明かしている。「(米国人宇宙飛行士でISS指揮官の)マイケル・フィンクもこう言っていました。“政治が入り込むスペースは宇宙にはない”とね」。

 宇宙飛行士たちにとって、ISSでの活動はまさに“命がけ”のミッション。閉ざされた空間の中で彼らが気持ちよく活動できる環境を整えることが最も重要なのではないだろうか…。(c)Web-Tab

 写真は太陽電池パネルの展開が完了した国際宇宙ステーション(ISS)。(c)Barcroft Media


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