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更新日時 2008-12-12 10:55:16

ハチミツに化学添加物や人工甘味料と同様の効果あり−米研究

【ワシントン 12月10日 IANS】防腐作用があることで知られるハチミツには、市販のドレッシングに使用される化学添加物や人工甘味料と同等の効果もある―米イリノイ大学の化学者がこのような研究結果を明らかにした。

 同大アーバナ・シャンペーン校で食品化学を教えるNicki Engeseth准教授は、「ハチミツが持つ健康面での効果を生かすため、サラダ用のドレッシングの素材として使う実験を行いました」と説明する。「実験の結果、ハチミツに含まれる抗酸化物質の作用でドレッシングの品質が最長で9か月間保たれること、またハチミツを加えることで自然な甘みが加わることが分かりました」。

 市販のドレッシングでは多くの場合、油分の酸化防止剤としてエチレンジアミン四酢酸(EDTA)類の添加物、そして人工甘味料としてブドウ糖果糖液糖(HFCS)が使用されている。イリノイ大学のプレスリリースによると、Engeseth准教授らの実験ではこれらの代用品としてハチミツが用いられたという。

 Engeseth准教授らはハチミツを使ったドレッシングを、それぞれ気温37度で6週間、同23度と4度で1年間にわたって保存。その後、各サンプルの酸化安定度を評価した結果、上記のような結論に至ったという。

「消費者の多くは天然のものから作られた食品を求めています。ハチミツを使ったドレッシングはこうした消費者には魅力的なはずです」とEngeseth准教授は述べている。

 今回の研究結果は、アメリカ化学会(ACS)の学術誌『Journal of Agricultural and Food Chemistry』に掲載されている。(c)IANS


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